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企業神社での専門家でない人の見抜き方を宮大工が解説

専門家でない人に、企業神社や邸内社の仕事をさせてしまう事が多くあります。専門家をどうやって判断すれば良いのか？という事について、専門家でない人を見抜くためのポイントを解説します。

見抜き方２選

・ご自宅にある稲荷神社などの事を「邸内社（ていないしゃ）」と呼びます。「企業さんにある神社は企業神社と聞きますが、自宅にある神社は何ていいますか？」と聞いて下さい。邸内社という答えが返ってこない場合、専門家でない可能性が高いです。

・神様がいる場合、そのまま工事を出来ません。一度神様にお引っ越しして頂き、また工事完了後に戻ってきて頂く必要があります。これを遷座（せんざ）と言います。「遷座はどうすればいいですか？」と聞いて下さい。「？？？マークがでているようなら専門家でない可能性が高いです。

まとめ

小宮なので、一般の大工さんでもなんとなく出来てしまいそうで、やってしまいがちですが、神様の建物には、様式などの専門知識が必要なってきます。専門知識以外にも、専門的なノウハウなどもあるので、そのあたりを知っている人がみて、「これって大丈夫じゃないよ」と指摘して、問題が発覚するケースがあります。この見抜き方で、専門家であるかどうか使ってみて下さい。

＊＊＊＊＊＊＊企業神社について＊＊＊＊＊＊＊＊

全国の国宝重要文化財を巡礼し、様々な形式の小宮を見てきた私は、7年ほど前から、この問題に着手し、企業やご自宅における神社についても調べて、新築工事・修復工事をさせて頂く活動を開始しました。その実績が認められ、ユニチカ様・タマノイ酢様・小泉（株）様の企業神社の御造営をさせて頂きました。企業神社に関してまとめてみましたので、ご覧下さい。