社寺名称:雨錫寺 建物名称:(重文)阿弥陀堂 構造形式:桁行五間、梁間五間、寄棟造、茅葺 建立年代:永正11頃 1514頃 室町後期
解説
構造は、方五間の茅葺屋根であり、永正11年頃に現在の場所に移築された。現在は柱間装置がなく、吹き抜けになっているが、鴨居等の痕跡が確認出来たことから、建立当初は柱間装置があったのではないか?、移築により現在のようになったのではないかと思われる。地長押付近に面取の痕跡があり、地長押の存在が疑われる(下に記載)。外周りは丸桁を舟肘木が受け、中備は間斗束が受けているが、正面のみ蓑束が受けている。堂内には二軒の宮殿、禅宗様須弥壇がある。宮殿では斗が丸桁をつかむ古式なつくりになっている。
柱間装置
現在は柱間装置がなく、堂内が開放された状態になっている。しかし、柱下部の面の取り方から、建立当初には地長押が通っており、柱間装置があったのではないか?と考えられる。ただし、釘の痕跡がないため、どうなのか定かではない。
斗束 斗尻細部意匠
斗尻下部に鋸目を入れ、段差をつくる古式なつくり。
(神社仏閣及び関連情報) 雨錫寺について 作成:NT JM
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